新規学卒就職者の離職状況が公表されました

よく中卒の約7割、高卒の約5割、大卒の約3割が、入社3年以内に

離職していることから「七五三」と表される、新規学卒就職者の

離職状況が厚生労働省より公表されました。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553.html

 

最新の数字も、

・ 大学  32.2%  (+0.3 P )

・ 短大等 41.3%  (▲0.4P)

・ 高校  40.8%  (▲0.1P)

・ 中学  67.7%  (+4.0 P )

( )内は前年比増減

 

と、ほぼ横ばいでした。

 

事業所規模別では、下表のとおりです。

 

[事業所規模]

■大学 ■高校

1,000人以上

24.3%(+0.7P)

25.3%(+0.6P)

500~999人

29.8%(+0.6P)

32.9%(+1.4P)

100~499人

31.9%(±0.0P)

37.9%(±0.0P)

30~99人

38.8%(+0.2P)

47.1%(▲0.6P)

5~29人

50.2%(+0.3P)

56.4%(▲0.8P)

5人未満

59.1%(+0.1P)

64.0%(▲4.0P)

 

また、産業別にみると上位5位は、下表のようになっています。

 

■大学 ■  高校

宿泊業・飲食サービス業

50.2%(▲0.3P)

宿泊業・飲食サービス業

64.4%(▲1.7P)

生活関連サービス業・娯楽業

46.3%(▲1.6P)

生活関連サービス業・娯楽業

59.4%(▲1.1P)

教育・学習支援業

45.4%(▲1.9P)

教育・学習支援業

56.0%(▲3.4P)

小売業

38.6%(+1.1P)

小売業

50.4%(▲1.0P)

医療、福祉

37.6%(▲0.8P)

建設業

47.7 %(▲0.6P)

 

入社3年以内の離職の理由にはさまざまありますが、リアリティショック

(入社前と入社後の理想と現実の大きなギャップを受け入れられない)を

受けることも大きな一因です。

 

新規学卒者を採用した企業として、入社3年までのフォローやケアを

どのように行っていくかは、若手社員の早期離職予防の課題の1つです。

 

入社年次に見合った適切な研修の実施や、同期入社の社員が集まる機会

の提供、ブラザー・シスター制度、定期的な面談の実施などが挙げられ

ますが、新卒入社と同時に次期の採用が始まる人事・採用担当者はなかなか

忙しく、入社後の社員のケアまで手が回らないという実情もあるようです。

 

その対策として、若者のキャリア形成について専門的な知識をもつ外部の

キャリアコンサルタントを活用し、キャリアという観点から若手社員と

自社を繋ぐ施策も有効であると考えられます。

 

なお、厚生労働省では、新卒応援ハローワーク等における相談・支援の他、

昨年9月から、求職者が、気軽に就職や転職の質問・相談ができるよう、

平日の夜間と土日に、 電話とメールで利用できる無料の相談窓口

「おしごとアドバイザー」を開設しています。

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